「太宰治は言葉の魔術師と呼ばれているだけあって…」
そんな書き出しから、風来ぱらい(@yopparai_chmist)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
太宰治は言葉の魔術師と呼ばれているだけあって、凄い表現が多いのだけど「火の鳥」という小説の中に出てくる「東京は、いいわね。あたしより、もっと不幸な人が、もっと恥ずかしい人が、お互い説教しないで、笑いながら生きているのだもの」という台詞は何回読んでも、今読んでも、凄く良いな、と思う
— 風来ぱらい (@yopparai_chmist) April 8, 2022
なるほど(*´∀`*)
惹きつけられる
風来ぱらいさんはさらにこう続けます。
「火の鳥」と言う小説自体は、やや古い時代の女を描いており、男の数歩後ろを歩く控えめな女の美徳、みたいな感じで、現代の感覚の人が読むと苦笑いしてしまう部分も多いのだが、話の全体というより、ここの台詞だけが際立って好き。
— 風来ぱらい (@yopparai_chmist) April 8, 2022
太宰治の表現力の豊かさを改めて感じさせられますね(*^_^*)
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みんなの反応
●刺さりました。名言
●太宰治の桜桃も言葉選びがまあ凄いこと。「子どもよりも親が大事。」初めて読んだ時衝撃的だったなあ
●実際東京のそういう相互不干渉なところが、田舎の過剰監視社会が嫌で出てきた人にはすごく心地良いサバサバした感じになるんだよね
●太宰が田舎生まれだからこそ、登場人物の口を借りた「太宰が見た東京」という言葉に感じますね。私は、御伽草子が好きです
頷くばかりのお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。