電車で痴漢に遭い、犯人を駅員に突き出すも…まさかの対応に絶句

それは発酵中のパン(@marguerite792)さんが、痴漢に遭ったときのことでした。

大学生のとき小田急線で痴漢にあって勇気をだして駅員に突き出した
駅員室で犯人は「娘と妻がいるんです」と泣いてきて、警察を呼んで欲しいといった私に駅員が「こんなに謝っているんだから許してあげたら？」と言ったの絶対絶対絶対忘れない

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 8, 2021

信じられない…。

苦悩と葛藤

発酵中のパンさんはさらにこう続けます。

その後について心配してくださる方が多く、あの時の自分が救われる気持ちでいっぱいです

男性達に囲まれ女性は私1人でした
それでも強く出て「警察を呼んでください」と言ったら呼んでくれたかもしれません
しかし犯人はすぐそこにいて顔も見られている、後で何をされるかわからない恐怖がありました

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

警察を呼んでくれないのなら…大学生が考えた結論は示談でした
私は「お金で解決しましょう」という内容を考えうる最も汚いことばで犯人に伝えました
駅員は引いている様子でした
「え～そこまでする？」という冷笑したような反応で、一言も話しませんでした
犯人は「お財布に1万あります、ATMでお

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

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ろしてきましょうか？」と聞かれました
法律の知識に疎く、行き過ぎると恐喝になる可能性もあると思い「1万でいいよ」と言いました
そして私達は駅員室から出ました

おそらく駅員は「あの大学生、きっとお金が欲しかったんだな」と思ったと思います
それがとても悔しい
お金なんて欲しくないし

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

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私は駅員にはただただ寄り添って欲しかった
「辛かったね、謝ってもすぐにゆるせるものでもないよね、貴方と同じように犯人には憤りを感じる、明日から電車乗るの怖くない？」
欲しかったことばは誰にもかけてもらえませんでした

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

帰って両親にこの事を話しました
母は私の身を案じ明日からの登校について心配をしてくれました
父は犯人と駅員に対し、静かにそして強く怒ってくれました
21歳の娘がした事を否定せず、「本人の代わりに親が出る」ということをしないでくれたおかげで、私は自尊心を保つことが出来ました

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

「お金で解決したんだから、今更言うのはおかしい」ということばを投げる人がきっといるだろうとは思いました
解決したと思っているのは犯人側だけです
そして「お金で解決しましたから」と言っていいのは、被害者だけです
私が今回最も伝えたかったのは、痴漢をした犯人への思いよりも、駅員の対応

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

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です
加害者サイドに立ち中立な対応ができないのなら、警察を呼ぶべきです
「貴方が我慢すれば全てが丸くおさまる」という態度に私は深く傷つきました

次の日もその次の日も、私は同じ駅を使い電車に乗ります
報復で次会った時に何をされるかわからない恐怖を抱えながらです

— 発酵中のパン (@marguerite792) August 9, 2021

傷ついた心をさらに踏みにじるような駅員の言動に腸が煮えくり返る思いです。

痴漢を軽視するのはやめ、被害者の気持ちに寄り添う社会になることをただただ願います。

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