アメリカ・フィラデルフィア州にある動物保護団体”Animal Rescue League of Berks Country“。こちら団体の取り組みで注目されているのは、小学1年生から中学2年生までの子どもたちが、保護ネコたちに本の読み聞かせを行うというプログラムです。
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保護ネコたちが里親に引き取られるまでに、人間に慣れさせてあげたり、安心感を与えてあげるのが、このプログラムの第一の目的です。
保護されたネコたちの中には、少なからず、人間に対する恐怖心や不信感を抱いたネコがいます。また、慣れない保護施設での生活に、ストレスを感じ続けているネコもいます。そんなネコたちの心を救うための取り組みなのです。
そして、それと同時に、「子どもたちの心が豊かになる」「子どもたちの読む力が育つ」というメリットもあります。
さらに、子どもたちと保護ネコたちが一緒に過ごしているときのほのぼのとした雰囲気は、それを見ている人たちをも癒してくれます。
では、子どもたちが実際に本を読み聞かせする様子をのぞいてみましょう!
「これは何ですかにゃ?」こちらのネコは、本のイラストに釘付けのよう。
このネコは本よりも男の子に興味津々。
「ちょっと休憩」と横になる女の子に、「続きまだ~?」と催促するネコ
絵のない本に、しっかりと耳を傾ける読書家なネコも。
コチラのネコは本を読んでもらうよりも、邪魔をする方が好きなようです。
子どもたちと触れ合いながら、自由にのびのびと過ごすネコたち。
引き取り手を待つ孤独な生活のなか、自分に構ってくれ、愛情を示してくれる人間が側にいることで、安らぎを覚えているのでしょう。
子どもたちも、自分のペットではないものの、思いっきり懐いてくれるネコたちに、とても愛着を持っているようです!
子どもたちとネコの双方にプラスの影響を与える、とても素敵なプログラム。子どもではありませんが、私も参加したいんですけど(*´Д`)!!