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預かった捨て犬は余命数ヶ月だった。それを知った預かり主の勇気ある決断とは…

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米イリノイ州シカゴにある動物保護団体“Chicago Animal Care Control”に連れてこられた、ピットブル犬のルーズベルト(愛称ルー)。

[ada]

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排泄に異常があるということから、元の飼い主に見放されてしまったのです。

信頼していた飼い主に捨てられたルーは、誰かが迎えに来てくれるのをひたすら待ち続けていました。

そんなルーに希望の光をあてたのは、ケリー・マイケルさんと、サラ・ランチさんでした。
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■一時預かりとなったルー。しかし…
2人は、シカゴで活動する保護団体と協力し、一時的にルーを家で預かることに。しかし、その期間に驚くべき事実が判明したのです。

なんと、ルーは末期の骨肉腫(骨にできる癌)を患っており、もう数ヶ月しか生きられないとのこと…。

それを知ったケリーさんとサラさんは、残された余命を幸せに過ごしてもらうため、ルーの里親になることを決意しました。そして、ルーが今までしたことがないであろう経験を、できる限りさせてあげることに決めたのです。

 
■今を思いっきり楽しませてもらうルー
それからというもの、ルーはいろいろなことに挑戦しました。湖を自由に泳いだり、犬専門のマッサージを受けたり、タコベルを食べたり…。どれも初めての経験で、ルーを楽しませてくれるものばかりでした。
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これからもクルージングなどの楽しいプランを、たくさん計画しているというサラさんとケリーさん。

しかし、ルーにとって一番幸せだと思えるのは、彼女たちの存在そのものなのかもしれません。
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前の飼い主から見放され、孤独に迎えるかもしれなかった最期。そんな時に、自分のことを救ってくれて、深い愛で包んでくれて、何があっても大切にしてくれる「家族」と呼べる存在ができたのですから!

 
余命が短いということは、近いうちに別れが待っているということ。そんな運命を知りながらルーを世話するサラさんとケリーさんは、どんな心境なのでしょう…。

彼女たちは、「ルーが最後までその生を精一杯全うする姿は、美しくも思える」と語ります。

 
▼出会いから現在までのルーの様子をまとめた動画。

 
残り僅かな余命を、大好きな人たちに囲まれて幸せいっぱいに過ごすルー。少しでも長くその時間が続くことを願ってやみません。

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