「ある俳優さんが、めっさ厳しい演出家に…」
そんな書き出しから、彩り企画🎨𝐴𝑌𝐴𝐾𝑂 𝐼𝐷𝐸𝑇𝑆𝑈(@irodreamfactory)さんは、以下のようなエピソードを投稿しました。
ある俳優さんが、めっさ厳しい演出家に「わたしは怒鳴られたりすると、その声に思考停止して、出来ることも出来なくなり、お稽古じたいの質も下げてしまうからどうか、穏やかに話してください」と現場で言った。若手だとなかなか言いにくいが、大御所の方がこういうことを言ってくれるのはありがたい。
— 彩り企画🎨𝐴𝑌𝐴𝐾𝑂 𝐼𝐷𝐸𝑇𝑆𝑈🌸 (@irodreamfactory) March 23, 2021
なるほど!!
大切なこと
彩り企画さんはさらにこう続けます。
その演出家さんも「むむ、つい声を荒げてしまうけど気をつけてみる」と。私も10代のときは何も言えないどころか、むしろ反発してしまうタイプだったけど(余計に場が炎上するやつ笑)、今ならちゃんと確かな言葉で、場全体の空気が守られるような言動、立ち振る舞いができる…といいな()
— 彩り企画🎨𝐴𝑌𝐴𝐾𝑂 𝐼𝐷𝐸𝑇𝑆𝑈🌸 (@irodreamfactory) March 23, 2021
この方の場合は演出に集中するあまり本人は自覚なく声がついつい尖ってしまうタイプの方だったので、ちゃんと話をしてよい方向に進みました。
…が一番厄介なのは、場の空気を変えるため威嚇すること(怒鳴るとか)が良いことと考えている場合です。これは職種は関係ないかな。— 彩り企画🎨𝐴𝑌𝐴𝐾𝑂 𝐼𝐷𝐸𝑇𝑆𝑈🌸 (@irodreamfactory) March 24, 2021
身体の深くに作用して、変容させていく声は「威嚇」「怒鳴る」など空間及び自分からはみ出した声ではないと経験上思う。その声がけは本当に場のためですか?ご自身の感情の処理ではなく?と。モチロン、大規模イベント等、的確な内容で大きな声を出さないとまわらない現場も確かにあります。
— 彩り企画🎨𝐴𝑌𝐴𝐾𝑂 𝐼𝐷𝐸𝑇𝑆𝑈🌸 (@irodreamfactory) March 24, 2021
怒鳴ることで相手を萎縮させてしまっては、元も子もありません。
誰もが本来の力を発揮できる環境は、威嚇のもとには成り立ちませんね。
関連:「相手に舐められやすい」という男性。そこで『ある事』を実践した結果…
みんなの反応
●めちゃくちゃわかる。前職で毎朝朝礼でキレて大声出すだけの上司いたけどそんな叫びちらされてもこっちは何も受け入れられないよ。キレてる本人も興奮し過ぎて途中から何言ってんのか全くわからなくなってたし
●昔、先輩の納棺師から怒鳴られながら指導を受けていてその声のボリュームとか言葉遣いが気になってしまって相手の伝えたい事がさっぱり頭に入らない事が多々あった。最終的には手を叩かれた。そのタイミングでもうダメだなこれわってなって違う先輩に教わったらものすごいスピードで成長できた
●昨夜、まさに怖い担当に悩む漫画家さん達とリモ相談会。つい声を荒げてしまうだけの情熱派から、ストレス解消にただ怒鳴りたい奴まで各種ありますが、その場で萎縮して言い返せない人(皆そう)はこのように先に牽制しておくのがお勧め。怒鳴って許される空気を、許されないものに変えられますように
頷くばかりのお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。