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愛犬が身代わりに…。雷に打たれるも奇跡的に一命を取り留めた男性

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アメリカ・コロラド州のビアシュタット山に、週末を利用してハイキングに来ていたジョナサン・ハードマンさん。友人たちと、愛犬のランボも一緒です。

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無事みんなで山頂に到達し、これから下山しようと思った矢先、悲劇は起こりました。

静かだった空がどんよりと曇り、雨がちらつき始めました…。

その時でした。目の前に閃光が広がったと思ったら、激しい音とともに、意識を失ったバードマンさんが、その場に倒れこんだのです。

 
■立ち上がらないランボ
雷はハードマンさんを直撃。地面に倒れたままのハードマンさんが目を覚ましたときには、もう全く体を動かすことができない状態でした。そして近くには、愛犬のランボが横たわっているのが見えました。

ランボは、もう息をしていませんでした。

大切な家族に何が起こったか気付いた瞬間、ハードマンさんは胸が張り裂けるような思いがしたと言います。

しかし、悲しみにくれている間もなく、この山から離れなければなりません。ひどい重症を負っていましたが、みんなに手伝ってもらいながら、なんとか下山しました。

 
■ランボが身代わりに…
そして、治療を受けた病院の医師から驚くべきことを聞かされます。

なんと雷に打たれたとき、ランボが隣で一緒に雷を受けてくれたおかげで、致命傷には至らなかったというのです。もしも1人で全ての衝撃を受けていたとしたら、命はなかったとも言われました…。

自分の代わりにランボが死んでしまうなんて…。ランボに命を救われるなんて…。深い悲しみと厚い感謝の想いに頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうハードマンさん。

いくら感謝しようとも、すでに亡くなってしまったランボに、返してあげられるものは何もありません。

 
後に彼は「自分が生きる1日1日はランボによって生かされているということを、毎日実感するようにしている」と語っています。

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「ランボのおかげで今もまだ生きているんだ。もう会えなくなってしまって、本当に寂しいよ」

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ハードマンさんの寂しさが癒える日はまだ遠いかもしれません。それでも、愛犬が残してくれた大切な命を噛みしめながら、これからはランボの分まで幸せに生きて欲しいですね。

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