『主人公に共感できない』という意見を巡って…
比較文学者の橋本陽介(@qiaoyang915)さんは、以下のようなツイートを投稿しました
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「主人公に共感できない」っていうコメントがけっこう出てきて気づいたのは、けっこう多くの人が主人公に共感しようとしているのだった。私はもうそんなふうに文学を読まないので、完全に忘れていた。
共感する必要はですね、全然ないんです。
— 橋本陽介 (@qiaoyang915) November 17, 2020
なるほど…!!(((゚Д゚;)))
腑に落ちる言葉
非常にシンプルでありながら、ハッとさせられる指摘ですね…!!
そのコメントした人達の中には「共感できないからダメ」て人ばかりじゃなくて「共感できない部分を読んでる」て人も確実にいると思う。
作者側も「共感できない」コメントを否定的に捉えずのびのび書いて(描いて)欲しい☺️ https://t.co/VKS03d9x96— 猫サン (@neco_mama_ts) November 18, 2020
組み立て方も受け取り方も自由だからこそ、物語の世界は広く、深くなりゆくもの。
その大前提を、我々も忘れずにいたいものです(*´▽`*)
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みんなの反応
●私もそんな風に文学読んだことないなー。なるほど、そういう方たちもいるのか
●「主人公の考えが理解出来ない」と「主人公が不愉快で読むに堪えない」は大きく意味が違うけど、世間ではどっちも「主人公に共感出来ない」って表現されることあるよなー、とは思ったり
●共感できる主人公の方が少ないと思う。ドフトエフスキーなどほぼ無理。でも、共感できない主人公の目となって文学の世界に分け入るのが読む醍醐味だと思う
ハッとさせられる呟きに、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。