『日本映画の興行収入上位にランクインしている作品』を巡って…
ῥ(妖怪研究者)(@ryhrt)さんは、こんな呟きを投稿しました。
日本映画の興収トップ勢の多くが、つまり『千と千尋の神隠し』『君の名は。』『もののけ姫』――『鬼滅の刃 無限列車編』も入るでしょう――などが、いずれも民俗学や妖怪に深く関わった内容であるということは、民俗学関係者がちゃんと考えねばならないことであると思う
— ῥ(妖怪研究者) (@ryhrt) October 26, 2020
なるほど…!!(((;゚Д゚)))
興味深い
目から鱗が落ちる、思わぬ指摘です…!!
補足しておきますと、僕は「民俗学・妖怪だから売れたのだ」というのを主張しているのではなく、「民俗学関係者は売れているコンテンツに民俗学・妖怪が入っていることをもっと利用してみてはどうか」と言っているだけです‥‥(つまり同業者向けのメッセージ;すでに利用している人も多いとは思う)
— ῥ(妖怪研究者) (@ryhrt) October 26, 2020
その道の専門家ならではの視点へ、感心せずにはいられませんね!!
関連:『鬼滅の映画と千と千尋が比較されているけど…』 続く言葉にハッとした
みんなの反応
●グリム兄弟も「童話・民話の文化を共有する言語集団が民族だ」みたいなこと言ってたもんな。日本人が面白いと感じる話は昔から変わってないのかも
●民俗学で収集された伝承=情報の諸要素が映像製作者らによって再構成され、それが作品として人々に還流する。伝統的な「文化継承の断絶」が新たな「文化の創出」という現象を生み出しているようにみえる。民俗学というより文化研究の領域に移行している
●そこはぜひ見解が知りたい。素人なので見届けるだけだけど………
ハッとさせられるツイートに、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました!