カナダ・オンタリオ州の保護団体のもとに、生後3週間ほどの子猫がやってきました。
彼女は、兄弟姉妹の中でも唯一の生き残りで…
母親は野生の本能が強く、子どもを育てることが難しい状態だったといいます。
弟との出会い
ルーシーと名付けられた子猫は、保護された当初から物怖じせず、意志の強い一面を見せていました。
保護団体の代表・メリッサさんによれば…
自分の身体と同じサイズの、ウサギの人形がお気に入りでしたね。
ご飯のあとは、抱っこを要求したり、歩く練習をするのが日課でした。
ご飯も、おもちゃも、愛情も、望んだ分だけ手に入る生活。
お姫様のような最高の待遇を受けるうちに、ルーシーはどんどん甘えん坊になっていきます。
そんな彼女のもとに…やがて、「弟分」となる子猫がやってきました。
ルーシー同様、独りぼっちで保護された子猫・ルークは…
こちらもまた甘えん坊な性格で、エネルギッシュな男の子でした。
当初の予定では、2週間ほど様子を見てからお互いを紹介する予定だったのですが…
別の部屋から聞こえてくる鳴き声に興味津々だったルーシーが、メリッサさんの隙をつき、自力で会いにいってしまったのだとか。
まもなく大の仲良しになった2匹は…
遊ぶときも、眠るときも、お互いの傍にぴったりと寄り添うようになりました。
血の繋がりはないものの、本物のお姉ちゃんと弟のように固い絆で結ばれていきます。
関連:周囲からあぶれ、食事にありつけなかった野良のトラ猫を保護したら…お腹に子猫を抱えていた!!
新天地へ
その後、家族となってくれる方が無事に見つかり…
姉弟はともに同じ新居へと引き取られていきました。
先輩の飼い猫・ビーンズも、彼らを温かく迎えてくれたそう。
暇があれば、窓の外から鳥を眺めて、優雅に過ごしているようです。
めでたく幸せをつかんだ幼い命へ、心から祝福の拍手を送ります(*´▽`*)
(参照:Love Meow)