女優・竹内結子さんの訃報を受け…
俳優の高知東生 (@noborutakachi)さんはご自身の生い立ちについて触れ、こんな呟きを投稿しました。
竹内さんの件、自死遺児の俺は「子供がいたのになんで?」と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。俺も愛されていたと思えたのは55歳になった今年のこと
— 高知東生 (@noborutakachi) September 28, 2020
人は自分の頭で理解できない出来事に出会うと、何とか理解したいという作用が働いて想像で結論付けがちだけど、今の様な心が病みやすいネット時代は「理解できないけれどそっとしておこう」という練習を自分の頭にさせることも大切じゃないかな。残されたご家族の人生を最優先に考える練習とでもいうか
— 高知東生 (@noborutakachi) September 28, 2020
お袋は自死したけど、俺のことを最後まで大切に考えてくれ、愛してくれていたと今は信じている。例えそれが真実でなかったとしても、自死遺児の俺にとって自分が心からそう思えるようになったことで、自分を赦せた。親の命綱になれなかった自分を責めてしまう子供もいる事を知ってもらえたら有難い。
— 高知東生 (@noborutakachi) September 28, 2020
『残されたご家族の人生を最優先に考える』
おっしゃる通りですね。
誰のために
今以上の苦悩を当事者の方々に与える権利や義務など、誰にもありません。
同じく、自殺遺児です。
父は7歳の時、母は26歳の時にそれぞれ自殺の道を選びました。ずっと「自分の存在は両親をこの世に留める程の価値が無かった」としか思えませんでした。遺されたお子さんが、どうか自分を責めることがありませんように。— リカ🌼2y&MDtwin0m (@yUQNOymk17EOAw2) September 28, 2020
このツイートを読んで思ったんだけど、一月に生まれた二人目のお子さんの物心がついたとき、母親の自死の理由が産後うつ(自分が産まれたせい)かも、という報道を目にして、どんなに傷つくかわからない。自死の理由なんて本人にしかわからないので追及してもしかたない。そういう報道は控えてほしい https://t.co/JswXYhmC84
— 首こりひどい (@kubikorihidoi) September 28, 2020
そうだよね 私は違うけど
親の支えになれなかった子供時代を経験はしてるから、だからこそ”命綱になれなかった”ってのはどれくらい辛いことか想像しただけで吐き気がする
残された子達が健やかであって欲しい
思うのは勝手だけど言わない方がいいこともある https://t.co/T4mm42Fp4s— 💃🏻へけ💃🏻 (@hekedattya) September 29, 2020
命を守り、かつ奪いかねない「モラルの示し方」について…
改めて、議論を重ねるべき時が来ています。
関連:17歳の時に母親が自殺。高知東生が今も後悔する「最後の会話」は…
みんなの反応
●私も同じ経験しましたが同じ意見です。それに可哀想と言われる方が嫌でしたね。どんな思いがあって自死したのかは今も考えても誰にもわからないんです。お子さんがこれ以上傷つかないようにそっとしておいてあげた方がよさそう
●本当に。私の母も自死。けれど私宛に遺書の1つも残さず、私の幼年期から全ての写真は自殺前に処分され、死んだ際にはとうの昔に別れた父から貰った私物を持っていたので、母にとって私の存在とは何だったのか、と長く苦しみました。愛されていたと思える和解に至るまでの遺児の戦いは長いです
●私も父親が自死しました。『あんたが歯止めにならんかったんやね』と言われ…。父親がいなくなった朝のやり取りが今でも悔やまれます。最近のニュース、見たくないのに…。よけいしんどくなるの、わかっているんですけどね。この3ヶ月、本当に辛いです。急にいなくなりたい衝動にかられます
●冷たい言い方なのかもしれないけど、もう本人を想ってもどうにもならない。けど、残された側はこれから苦しみが始まる。残された側がなるべく楽に生きられる世の中であって欲しい
胸に刺さるツイートに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。