アメリカ・カリフォルニア州でジェニーさんと暮らしていたスプリンガー・スパニエルのサミーは、脊髄の神経に徐々に異常が見られ、四肢麻痺になってしまいました。
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脊髄の摘出手術を行ったものの、あまり上手くいかず、サミーは全く歩けない体になってしまいます。
絶望の淵に突き落とされたジェニーさんでしたが、最後の望みを胸に、同州サンタモニカにある「カリフォルニア動物リハビリテーション病院」にサミーを託してみることにしました。
そして、辛いリハビリから3ヶ月後。病院を訪れたジェニーさんはサミーとの再会の瞬間に、思わず号泣してしまいます。
なぜなら、もう二度と歩くことが出来ないと言われていたサミーが、ぎこちないながらも一生懸命に、自分の元へ歩いてきてくれたのです。
その姿に驚きを隠せないジェニーさん。
言葉に出来ないほどの感動で涙が止まりません。
ぎゅっと抱きしめてサミーとの再会を心から喜びます。
それもそのはず、サミーは厳しいリハビリを乗り越えたのです。そこにあったのは、「もう一度自由に歩きたい」「ジェニーさんに飛びつきたい」という強い思いではないでしょうか。
がんばるサミーの姿に、もう一度涙が流れてしまいました。
辛いリハビリに耐え続けたサミーと、諦めずに愛犬に治る機会を与えたジェイミーさん、サミーをサポートしてくれた施設のスタッフさん、みんなで起こした「奇跡」でした。