英ドーセット在住のクレアさんと暮らす、8歳の飼い犬・ティーズル。
アメリカンコッカースパニエルとテリアのミックス犬だという彼女は、大変活発な性格で…
その日も、森の中で野生のリスを追いかけまわして遊んでいたのだとか。
必死の捜索
ティーズルの姿が見えなくなっても、初めのうちはクレアさんはあまり気にかけていませんでしたが…
いつまで経っても彼女が戻ってこないことに、少しずつ不安を覚えます。
やがてクレアさんは、家族とともにティーズルの捜索を開始。
しかし…どれほど探しても、姿は見つかりません。
その日は、夜の10時になるまで探し続けました。
大きな声で彼女を呼んでも、返事さえも聞こえなくて…
本当に不安だったのを覚えています。
最悪の事態が、クレアさんたちの頭を過ぎります。
仕方なくいったん家へと戻り、翌朝の5時から再び捜索を開始。
すると、クレアさんの息子のジャック君が…
樹の根っこから覗いている、ちいさな二つの瞳に気が付きました。
なんとティーズルは、木の根っこの洞穴にすっぽりとハマってしまっていたのです!
黒い毛並みも相まって全く目立たない状態でしたが、たまたまジャック君が穴の正面に立って中を覗き込んだおかげで、無事に発見することが出来たのだとか。
クレアさん一家は、その後ノコギリを使って木の根を切断し…
発見から45分後、どうにか愛犬の救助に成功します。
関連:飼っているコッカースパニエルに『一人部屋』を作ってあげた飼い主。ハリー・ポッターを彷彿とさせるデザインが素晴らしい…!!
九死に一生
今では、あの木のことを「ティーズルの墓」って呼ぶようになりました。
そんなジョークが交わせるようになったのも、奇跡的な幸運があってこそ。
無事に生きて帰ることが出来て、本当に良かったですね。
(参照:iHeartDogs)