プロ棋士の加藤一二三@中央公論新社『天才の考え方〜藤井聡太とは何者か』絶賛発売中!(@hifumikato)さんは、先日行われた「棋聖戦第2局」を巡って、こんなツイートを投稿しました。
コンピュータソフトが6億手読み切った所で最善手として提示される異次元の一手を、藤井聡太七段は実戦譜に置いて僅か考慮時間23分にして指したことが話題になっていますが、AIを過大評価する一方で、天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする。
— 加藤一二三@中央公論新社『天才の考え方〜藤井聡太とは何者か』絶賛発売中! (@hifumikato) June 29, 2020
おっしゃる通り…!
天才は天才を知る
自身も天才と呼ばれた加藤さんだからこそ、非常に説得力のある言葉です。
加藤先生、いつもありがとうございます。ここ数年のAI過大評価または礼讃の風潮は、ただただ不思議です。AIは確かに素晴らしい力を発揮しますが、人間の頭脳とはそもそも別のもの。比較して、人間の頭脳特有の閃きや柔軟性の再発見に繋がらないのはなぜなのでしょう?むむむ。
— 骨休倶楽部 (@v52135337) June 29, 2020
機械には機械の凄さがあるように、人にも人の凄さがある。
その事実を、我々も忘れてはなりませんね(*´▽`*)
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みんなの反応
●閃きはAIでは難しいだろうね
●1局1局が対戦相手との関わりではなく、観戦している立場であるAIを優先してニュース等で取り上げられてしまうことにもどかしさを感じております
●加藤先生がよく色紙に揮毫される言葉は『直感精読』。コンピュータは『精読』はできますが、『直感』は人間独自のもの。2つを併せ持つ者が将棋界の頂点に立てるということなのかもしれません。深いご指摘です
ハッとさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。