日本の企業で働く際に、重要視されることは?
岩澤 直美 / Naomi Iwazawa(@naomoony)さんが投稿した、とある友人の方のエピソードに注目が集まっています。
北欧出身で日本が大好きな友人。必死に日本語を学んで大手企業に就職したものの、「〇〇さん、喉が渇いたね」という上司の言葉に「そうですね」と返して叱責された。別の日には「今日は暑いね」と言われ「本当ですね」。上司が望む“正解”は、黙ってお茶を汲み、エアコンの温度を下げることだったのだ。
— 岩澤 直美 / Naomi Iwazawa (@naomoony) June 19, 2020
その後も同様のことが度重なり、ついに彼女は退社。4カ国語に堪能で人柄も良い、とても優秀な人材だったのに。とても日本が好きだったのに。
ダイバーシティーの実現は、決して倫理や道徳の問題だけでなく、企業の利益にとっても非常に重要な問題だと思う。
— 岩澤 直美 / Naomi Iwazawa (@naomoony) June 19, 2020
『とても優秀な人材だったのに、とても日本が好きだったのに』
なんとも苦い結末です。
「グローバル」を求めて
同様の事態を憂う声は、他にも上がっており…
私はウクライナ人含む欧米人で日本で就職したい人には必ず英語で仕事が出来る外資系か国際的な素地があるスタートアップへ行けと忠告しています。日本企業のカルチャーは国際的には理解不能、意味不明なものが多く、日本企業に有能な人材が集まらない最大の理由となっています。
— Ago-ra IT Consulting 🇺🇦柴田裕史 ウクライナ残留日本人 AI起業家&投資家 (@agoraitconsulti) June 19, 2020
本当に残念。多様性豊かな会社の方が、経営利益が上がるというデータもある。政府がいくら「経済のために」といって外国人労働者を受け入れるためのビザをだしても、人や文化が変わらないと、日本で働き続けようと思う人は減ってしまいます。 https://t.co/PD4Ao3Pvms
— 岩澤 直美 / Naomi Iwazawa (@naomoony) June 19, 2020
出身を問わず、皆が自分の能力を最大限に発揮できる社会。
あらゆる企業が、そんなゴールを目指して歩み出せるよう祈ってやみません。
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みんなの反応
●日本から来た営業部の人間に「あ、君ちょっとコーヒーお願い」と日本語で言われたので、英語でカフェテラスへの行き方とピーズコーヒーの場所を超早口で大きな声で部署全体に聞こえるように教えて、ついでにネームプレートも見せて、ここでそれをやらないほうがいいということも伝えたことがあります
●本当にもったいないお話しです。『暑いね。お茶飲む?』ぐらい言える上司だったら良かったのに。ノンバーバルのコミュニケーションってこういう事じゃないですよね
●「お茶ください」「エアコンの温度下げて」の一言が何故言えないのか… 空気を読めとか、察しろとか、言う前にちゃんと言ってほしいです。なんならそれくらい自分でやってほしいです。部活とかでもそうでしたが、悪しき習慣を受け継ぐのではなく、断ち切る事をしていきたいですね
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。