カナダ・ブリティッシュコロンビアのとある農場で、ご飯をもらうようになった野良猫のスカーレット。
妊娠中の彼女を救うべくSNSで協力を求めると、とある方の手助けにより、保護団体Shuswap Paws Resuce Societyが受け入れを引き受けてくれました。
慌ただしい変化に、到着していた時にはとても怯えていましたが…
預かりボランティアのリンダさんに静かな部屋を用意してもらうと、自分はもう安全だと理解したのか、徐々に心を開きはじめます。
彼女はとっても人懐っこいんです。
お腹を撫でられるのが大好きで、ずっと喉を鳴らしています。
走ったり、ネズミのおもちゃと戦ったり、甘えてふみふみしたり…
スカーレットは色々なことに興味を示しながら、優しいママの元でどんどん甘えん坊になっていきました。
新しい家族
そしてある日、「小さな鳴き声」で目を覚ましたリンダさんが、スカーレットの部屋へ行ってみると…
そこには、無事に生まれた6匹の子猫の姿が!
4匹の女の子は、それぞれファロン、クイーヴァ、アイブリアン、アクリー…
2匹の男の子は、フリン、カーリンと名付けられました。
スカーレットはとても愛情深く、産後48時間は一切彼らの元を離れようとしなかったそうです。
リンダさんはご飯とお水を持っていき、彼女がちゃんと食事を摂るように確認しつつ…
子猫の成長をともに見守ります。
お皿からご飯を食べる練習を始めても、まだまだママのおっぱいが恋しい様子。
この頃になると、ベッドやブランケットを好まず床で過ごしていたスカーレットも、初めてベッドを使ってくれました。
甘えてふみふみしている姿を見たら…
思わず泣いてしまいそうでした。
関連:人の手を避けていた妊娠中のノラ猫は、保護した直後に3匹の子猫を生むと…いきなり『超甘えん坊』へと大変身した!!
たくさんの人々に見守られて…
子猫たちは生後6週を迎え、次のステップである里親探しが始まりました。
大変嬉しいことに…
スカーレットは、最初に彼女と施設とをつなげてくれた方の家族になる予定だといいます( *´艸`)
優しい人々が救った7つの命。
これからも元気に育っていってほしいですね。