米ラスベガスにて、オリヴィアという名の生後5か月ほどの子猫が保護されました。
やせ細った彼女の体重は、たったの3.2ポンドほどしかなく…
また人間に恐怖心を抱いており、連れてこられた当初は、ケージの隅っこの方で怯えて鳴いていたといいます。
恐怖の克服
彼女を保護した、里親のボランティアを行っているニッキさんによれば…
彼女のような恐怖に泣き叫ぶ声は、聞いたことがありませんでした。
当初のオリヴィアは、ケージの隅っこの方で顔を埋めて、必死に人間から隠れようとしていました。
それでも、ニッキさんがご飯を差し出すと…
空腹には抗うことが出来ず、恐る恐るながらも口を付けます。
ニッキさんは、あくまで穏やかな態度を崩さずにオリヴィアに接し続けますが…
よほどのトラウマがあるのか、彼女はなかなか心を許してくれません。
そんなある日。
ニッキさんは、オリヴィアがとある猫用のオモチャに興味を持っていることに気づきます。
釣り竿のオモチャを見せると、かなり気に入ってくれたんです。
オモチャで一緒に遊ぶ時間を経るうちに、少しずつ彼女は人間を信用し始めました。
それまでの怯えた仕草は、堂々とした振る舞いへと変化していき…
やがて、のどを鳴らしながらニッキさんの膝の上で甘えるように。
同じ家で暮らす先輩の猫・シャドゥービーや、子犬のフランクも、初対面の彼女に愛情をもって接してくれたそう。
良き友達も得て、オリヴィアの心の傷は少しずつ、しかし確実に癒えていきます。
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最高の結末
そして、あれほど臆病だったオリヴィアは保護されてから数週間後…
里親のニッキさんに構ってほしくて仕方がない、甘えん坊の子猫へと生まれ変わりました。
その後、なんとアメリカの女優にして歌手のマンディ・ムーアさんが、彼女を飼い猫として引き取りたいと名乗り出ます。
私たちにとって、特別な存在になってくれましたね。
恐怖を克服したことで手に入れた、最高の幸せ。
改めて、祝福の拍手を送らずにはいられませんね(*´∀`*)