ブラジルに住む動物が大好きな9歳の少年・ジョアンくんは、ある日…
後ろ足が使えず、歩くこともままならない子猫に出会いました。
他の子猫たちが走り回って遊ぶ間、彼女だけは独りぼっちで過ごしていたそう。
その光景を見て、とても悲しくなってしまった彼は、ある使命を胸にいだきます。
なんとか自分で歩けるようにして、他の子猫のように遊べるようにしてあげたい。
ミッション開始!
家に帰るとすぐにカスタムメイドの車椅子を作るためのアイデアを出し、友人の助けも借りてパーツを集め始めました。
生後数週間の子猫はとても小さく、両手にすっぽり収まってしまう程のサイズしかないため…
ジョアンくんはその体にフィットするものを、懸命に探します。
そして、ようやく完成させた車椅子を彼女のもとへ持っていくと…
彼のアイデアは素晴らしく、初めて着けた時に歩いてくれたんです。
近所の人々は、子猫が自由に部屋を走り回ったり、探検しているのを見て大喜び。
ジョアン君も笑顔が止まりません。
彼は、彼女の役に立てたということがとても嬉しかったみたい。
この一件を通して、2人は強い絆で結ばれ、大の仲良しになりました。
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自由を手にいれた
その後も子猫は車椅子を上手に使いこなし、どこへでも歩き回っているそうです。
少年の優しい心に助けられ、自由を手にいれた小さな命。
これからもたくましく育っていくことを、心から願っています。
(参照:LoveMeow)