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【子猫】 保護された瀕死の子猫は、呼吸器に障害を抱えていた。幼さゆえに手術は困難と思われたが…獣医は決断する!!

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生後6週ほどの子猫・レベッカは、クリスマスの日に独りで真冬の公園をさ迷っていたところを保護されました。

 
周囲を捜索してみたものの、母親や家族と思しき猫の姿はありません。

体が冷たくなっていた彼女は、そのまま動物病院へと連れていかれます。

救助と決断

動物病院にたどり着いた時点で、レベッカの命の灯はほとんど消えかけており、自力で動くこともできないほどでした。

スタッフはなんとしても彼女を救おうと、身体を温めながらご飯を食べさせます。

 
そんな尽力のかいあって…まもなく、なんとか元気を取り戻せた様子。

病院のスタッフとして働くセリアさんによれば、もう数時間でも保護が遅ければ危ないところだったといいます。

 
そして、さあこれで一安心、と言いたいところでしたが…

彼女の体にはまだ、問題が残っていました。

彼女は、漏斗胸(ろうときょう)と呼ばれる症状を患っていました。

これは胸骨の形成不全で、肺が膨らむために十分なスペースが確保されず呼吸が難しいという状態です。

 
非常に珍しい症状であると同時に、たいへん危険な状況。

病院のスタッフは、彼女の未来を確実に守るため手術を行うことを決断します。

 
手術成功の確率を少しでもあげるため、レベッカは呼吸を補助する酸素室の中で、施術までの時間を過ごしました。

彼女の身体はとても小さく、施術にはリスクが伴っていたのですが…

それでもやらなければ、生き残れる可能性はなかったんです。

 
手術は難航したものの、どうにか成功。

見守っていたスタッフたちも、これでようやくホッと出来ます。

 
施術後のレベッカは、手術で失った体力を取り戻すためか…

もりもりとご飯を食べ、また積極的に運動しているとのこと。

その姿は、誰が見ても健康的な子猫そのものです。

レベッカはきっとよくなると、自信をもって言うことが出来ます。

SNSを通じて、たくさんの方から応援のメッセージをもらっていますしね。

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尊い命

度重なる生命の危機を乗り越えて、一命を取り留めた子猫。

 
保護があと数時間遅れていたら、手術がもし上手くいかなかったら…

何か1つでも欠けていれば、彼女の未来はそこで閉ざされてしまっていたかもしれません。

尊い命を救うため懸命に働く人々に、大きな拍手を送ります。

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