米ラスベガスのアニマルシェルターへと連れてこられた、野良猫のモリー。
保護された時点ですでに身ごもっていた彼女は、年の瀬に5匹の子猫を出産します。
救いの手
モリーは産まれてきた5匹の赤ちゃん全員に、たくさんの愛情を注ぎました。
しかし、残念ながらアニマルシェルターは育児に向いた環境ではなく…
また収容数にも限りがあるため、いつまでもそこで子育てするわけにはいきません。
猫の保護活動を行っていたニッキさんは、母猫のモリーとその子どもたちについて連絡を受け…
不幸な猫の親子を救うため、6匹全員を引き取って保護します。
その後、猫の親子たちは、経験豊富な里親のキミさんへと預けられました。
モリーが育児に専念できるよう、キミさんは柔らかい毛布と、静かなで快適な環境を用意してあげます。
よほど新しい住処が気に入ったのか、猫の親子は、のどを鳴らして止まなかったそう。
キミさんによれば、モリーは子どもたちを溺愛しており、とてもよく母親をやっているとのこと。
飼い猫として引き取られる予定のため、おそらくは、これが彼女にとって最後の育児となります。
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野生の厳しさ
屋外の過酷な環境で出産していた場合、子猫たちがみんな無事に生き延びられるとは限りません。
人の手に保護されたことが幸いして、母猫のモリーと5匹の子猫は、全員元気に年を越せたようです。
不幸な猫たちを、1匹でも減らしていくために…
日々活動を続ける里親やアニマルシェルターの方々へ、改めて、敬意を表します。
(参照:Love Meow)