カナダ・モントリオールにて、生後わずか1日の子猫が、独りぼっちでいるところを発見されました。
まだ生まれたばかりのため、目も見えず耳も聞こえない状態にもかかわらず…
彼は、助けを求めるようにして大きな声で鳴いていたといいます。
あたたかい家
発見者の男性は母猫を探して周囲を見渡しましたが、それらしき姿はありません。
身体は冷え切り、またかなり弱っているようで、放っておけば命も危ぶまれます。
そこで男性は、動物看護士のジェシカさんに助けを求めました。
ウッディと名付けられた子猫は脱水症状を引き起こしており、また体重も軽すぎます。
ジェシカさんは彼の身体をあたためながら、栄養補給のための食事も用意。
もう1人の看護師と交代しながら、2時間おきに欠かさず食べさせ続けました。
そんな尽力の甲斐あって、彼はどうにか生きるための活力を取り戻します。
幸いにも食欲は旺盛で、1週間のうちに体重も倍ほどに増えたのだとか。
その後、里親のもとへと引き取られていったウッディ。
自分のお世話をしてくれる人間のお母さんにも、すぐに心を開きました。
どうやら、かなり人懐っこい性格の持ち主だったようです。
暖かくて快適な屋内で、おいしいご飯にたくさんの愛情を与えられ、ぐんぐんと成長。
発見された頃の、小さく弱りきっていた子猫の面影は、もうどこにもありません。
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飼い猫になった
生後11週間ほどになったウッディは、人間との共同生活にもすっかり適応し…
やがて、無事に飼い主となってくれる方も見つかったとのこと。
これからは寒さや空腹とは無縁の、最高のインドア生活を満喫していってほしいですね。
(参照:Love Meow)