カナダのオンタリオ州サドベリーで、ガレージの火災から救出された1匹の野良猫。
前足と背中、頭部の一部にひどいやけどを負っていたため、すぐに動物病院に運び込まれ、適切な治療が施されます。
ドビーと名づけられた彼は…
助けてもらったことを感謝するかのように、スタッフたちにすり寄って甘えました。
運命の出会い
その後、ソーシャルメディアを通してドビーのことを知ったロブさんが、動物病院を訪れます。
僕らは、すぐに打ち解けることができました。
包帯にくるまれたドビーは、一緒に遊びたがっていて…
帰ろうとしたときなんて、腕によじ登ってきて、なかなか離してくれませんでしたよ。
そんな彼を置いて立ち去るのは、胸が痛みました。
自宅に戻ってからも、ずっとドビーのことが頭から離れなかったロブさんは…
最終的に、彼を里子として引き受けようと決意します。
新しいお家には3匹の先輩猫が暮らしていましたが、皆歓迎してくれたようで…
まるでリーダーのように振る舞いたがる新入りを、温かく見守っているそう。
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新しい生活
つま先がないことを除けば、他の猫と何ら変わらないドビー。
毎日、部屋の中を走り回ったり、おもちゃで遊んだりするほか…
抱っこしてもらうのが大好きで、お薬を飲むのもとても上手です。
辛い経験を乗り越えて第二の人生を歩み始めた彼が、この先もずっと安心して生活できるよう祈ってやみません。
(参照:LoveMeow)