フランスのヴァイオリン奏者、エスター・アブラミさんは…
地元のアニマルシェルターでボランティア活動を行うほど、大の猫好きです。
施設でも、お世話しきれないくらい、たくさんの猫を抱えているときは…
里親になって、彼らを手伝うようにしているんです。
音楽好きの猫
そんな彼女のもとに、保護団体から1件の連絡が。
聞けば、人の手によるサポートを必要としている子猫がいるとのことだったので…
エスターさんは、自宅で引き取ることに決めました。
子猫はおよそ生後1-2か月ほどの幼さで…
面倒が見られなくなった前の飼い主によって、捨てられてしまったといいます。
ペティ・ロゼと名付けられた子猫は、たいへんに人懐っこく、また好奇心旺盛な性格の持ち主。
ヴァイオリンの演奏にも、すぐに興味を示しました。
音楽のセンスがあるのか、エスターさんの膝や肩の上に乗っかっては…
目を閉じて、うっとりと聞き入っているそうです。
優しい演奏者のお母さんと、人懐っこくて音楽好きな子猫。
まさに、運命のような出会いですね。
離れていても
やがて温かな引取先を見つけたペティ・ロゼは、めでたく飼い猫として引き取られていくことに。
新しい家族は、彼がヴァイオリン好きであることを知って、録音されたエスターさんの演奏を自宅でも流してあげているそうです。
その音色を聞くたびに…
優しい里親のお母さんのことも、きっと思い出していることでしょう。
(参照:Love Meow)