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飼い主に捨てられ、野良猫となってしまった黒猫は…食べ物を探しに行った納屋で、「新しい家族」と出会うことができた!

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2歳の猫・アルフィーは、ボロボロの納屋に独りぼっちでいるところを発見されました。

 
彼のもともとの飼い主は、古くなった家から引っ越してしまったらしく…

その際に、なんとアルフィーを置き去りにしてしまったのです。

恩人との出会い

それから2週間が経過したころ、かわいそうな野良猫の存在を知ったレイチェルさんと夫のベンさんが、仕事終わりに納屋へと直行します。

アルフィー(Alfie)という名前をつけたのは、「命(A Life)」という文字のアナグラムからです。

彼は「1匹の野良猫」という言葉だけの存在ではなく、幸せに満ちた一生を過ごす権利がある生き物なんだという気持ちを込めました。

 
初めてベンさんと見たアルフィーは、すぐに歩み寄ってきて…

まるで助けを求めるかのように鳴いたといいます。

 
保護してもらったアルフィーは、久しぶりのご飯をあっという間に平らげてしまいました。

その勢いは、まるで何年間もまともに食べていなかったかのようだったのだとか。

 
やがてレイチェルさんたちは、アルフィーが健康上の問題を抱えていることに気付きます。

アルフィーは、去勢もワクチンも未処置でした。

そのうえ、捨てられたことによるストレスからか膀胱が閉塞してしまっていたのです。

 
命を落とす可能性もあるほどの重体。

それでも…

 
治療の最中、彼は幸せそうにのどを鳴らして、恩人たちにすり寄りました。

関連:過酷な野生暮らしで、顔つきに悲壮感がただよう野良猫。それでも時間をかけて愛情を注いであげると、表情にも変化が表れて…

支えてくれる家族

その後もアルフィーは…

家族であり恩人でもあるレイチェルさんたちに支えられながら、懸命に回復に努めているそう。

 
飼い主に捨てられて野良猫となってしまったものの、本当に彼のことを大切にしてくれる人に出会えたことは幸運でした。

これからも一家仲良く、幸せに暮らしていくことを願います。

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