ある日、米カリフォルニア州で保護された1匹の子猫。
とても衰弱しており、低体温症に栄養失調、そしてひどい上気道の感染症も患っていました。
保護団体「Friends For Life Rescue Network」のメンバーであるジャクリーンさんは彼女を引き取ると、獣医の元へ急ぎます。
ぐったりした体を、足の上でこすりながら運転しました。
治療を受けて、なんとか一命を取り留めることができましたが…
その後も容体は悪く、一晩持つかもわからない状態だったと言います。
身体の大きさから生後2週程度だと思っていましたが、生後5週だとわかったんです。
しかし、ジーナと名付けられた小さなファイターは決して諦めませんでした。
戦い続けて
生きるために戦い続けたジーナは、次第に回復を遂げていきます。
ご飯に興味を示し始め、トイレも自分でいけるようになりました。
その後、預かりボランティアのロキシーさんの元へ引き取られると…
2日目に、彼女を強く噛んだのだとか。
ここまで回復したのかと思い、とても誇らしく思いました。
そして5日後には、いたずらっ子の一面も見せ始めます。
点滴を受けた後は背中が寒くなってしまうため、特別なセーターも作ってもらいました。
ジーナは素晴らしい子猫に変貌を遂げました。
愛情深く元気一杯で、犬の友達が大好きなんです。
やがて、準備が整った後に素敵な飼い主が見つかり…
彼女は「生涯のお家」へと旅立っていきました。
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たくましい猫へ
3歳を迎えたジーナに、もう弱々しかった子猫の面影はありません。
これからもたくさんの幸せが彼女のもとへ訪れるよう、心から願っています。
(参照:LoveMeow)