ニューヨーク州ブロンクスのとある学校で、猫の家族が見つかりました。
屋外に捨て置かれた古いマットの上で、母猫は外敵と寒さから子猫たちを守ろうと一生懸命に覆いかぶさっていたそう。
その後、気温がさらに下がることを知った発見者の高校生は、動物レスキュー団体「Little Wanderers NYC」に救助要請の連絡を入れました。
報われた努力
レスキュー団体の代表者は語ります。
レスキューの依頼が多くて、てんてこ舞いの状態でした。
でも、放って置くわけにはいきません。
とくに吹雪がやってくるときには、なおさらです。
ただちにボランティアのケミーさんとフランクさんが現場に向かい、捕獲器を設置して辛抱強く待機。
そして、ほぼ1日を費やし…
ようやく猫の家族の捕獲に成功します!
動物病院で適切な医療処置を施された後、彼らはケミーさんのお家に迎え入れられることになりました。
ママに寄り添って眠る子猫たち。
温かく居心地の良いベッドで、ようやく安心できたようです。
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幸せになる準備
しばらくして、数匹の子猫たちと母親猫が、「生涯のお家」へと引っ越していきました。
残りの子にも、じきにふさわしい家族が見つかるに違いありません。
もしもあのとき保護されていなかったら、彼らの命はなかったことでしょう。
発見者はもちろん、小さな猫の家族のために全力を尽くしたボランティアの方々に、心からの拍手を送ります。
(参照:LoveMeow)