独りぼっちで発見された生後6週間ほどの子猫。
発見した女性は、片目が不透明に曇っていることに気付きます。
抱き上げると、よほど弱っていたのか抵抗する素振りさえ見せません。
その様子から、彼が助けを必要としていることを察した女性は、地元の保護団体へと駆け込みました。
ガラスの片目
保護団体のセリーヌさんによれば…
彼の片目は、角膜が傷付いてしまっているようでした。
ほとんど失われてしまった視力。
セリーヌさんたちも、その回復には期待が持てなかったといいます。
子猫には、ベルランゴという名前が与えられました。
セリーヌさんたちは身体についた虫を除去してあげたり、抗生物質入りの目薬を差してあげたりと、可能な限りの治療を施します。
その甲斐あって、到着したばかりの頃は警戒心を剥き出しにしていたベルランゴも…
献身的に世話をしてくれる人々へ、だんだんと心を開くように。
それから数週間ほどが経過し、彼のケアは里親に引き継がれる頃には…
驚くべきことに、問題の片目も少しずつ快方へと向かい、失われていた視界も回復し始めていたそうです。
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すっかり懐いた
やがて、人々の予想をいい意味で裏切り…
ベルランゴは視力を完全に取り戻しました!
室内での暮らしも、すっかりお気に召したようで、自分から人間に寄り添ったり、のどを鳴らしたりして甘えるようになったのだとか。
まもなく『生涯の家』へと無事に引き取られていったというベルランゴ。
幸せなペット生活を、これからも満喫していって欲しいですね。
(参照:Love Meow)