海外掲示板Imgurユーザーのbobisacatさんは、ある日の仕事帰り、線路を走る「小さな影」を目撃しました。
11時間に及ぶ仕事に疲れ果てていた彼女でしたが、ただ事ではない胸騒ぎを覚えます。
近くに行って確認してみると…
その正体は、チワワ!
辺りに飼い主と思われる人もいなかったため、bobisacatさんは声をかけてみましたが、全く応じてくれません。
まさかの事態
その直後、チワワは見るからに混乱している様子でフラフラと歩き…
なんと、穴に落ちてしまいました!
実は何年もの間、動物たちのシェルターで働いた経験のあるbobisacatさん。
このまま放っておくわけにはいかないと、すぐに写真をSNSにアップして情報を求めつつチワワに近寄り、辛抱強く様子をうかがいます。
そして45分ほど格闘した末…
小さな犬は全力を振り絞り、無事にbobisacatさんの腕の中へと飛び込んできました!
車に連れ帰り、様子をよく確認すると、どうやら彼は目が見えず、耳も聞こえない模様です。
ハーネスを付けているため、飼い犬だということはわかりますが、どこにもタグや名札は見つけられません。
ご主人との再会は絶望かと思われました。
しかし
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奇跡が起こります。
ドアを激しく叩く音に車を止めると、90歳になる老人の姿が。
彼こそが、17歳になるこのチワワの飼い主だったのです。
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念願の再会
4時間前に出ていったきり帰らない愛犬を、おじいさんは必死で探し続けました。
彼自身も「もうダメだ…」と諦めかけていたとき、2人の姿を見つけたそうです。
感動の対面を果たした飼い主さんの目からは、大粒の涙が止まりません。
仕事の疲れをもろともせず、自分の直感と経験をもとに適切な対応をとったbobisacatさん。
その優しさに、心から拍手を送ります!