S (@vrqj_g)さんは、『#男と女で見えてる景色が違う』というハッシュタグに寄せて、ご自身の奥さんのゾッとする体験談を投稿しました。
#男と女で見えてる景色が違う 某ホテルの責任者の意見だけど女性の夜勤従事者には絶対に男性のみの宿泊客の所へは行かせない。その方たちは大丈夫と言ってくれるのだが元夜勤従事者の嫁は柔道空手剣道の段持ち。でもボコボコにされ服を破かれた。俺は一度もない。男ってだけでマジでなんもない。
— S (@vrqj_g) 2020年1月6日
もうひとつ追加すると俺は柔道を部活で嗜んだ程度で今は嫁とゲームが大好きな普通のおっさん。要するに嫁(女性側)がどんな経験があってもジェンダーで判断され、被害に会う確率が男の何倍もあるってことをそこで知って、それ以来男性の勤務者か俺が行くことにした。被害は一つもなくなった。
— S (@vrqj_g) 2020年1月6日
『どんな経験があっても、ジェンダーで判断される』
なんとも恐ろしく、そして悲しい現実です。
『俺も最初は言い過ぎだと思ってた』
Sさんは、続けて以下のようなツイートも投稿していました。
ホテルに時折かかってくるいたずら電話にしてもそうなんだが、俺が電話に出てもいたずら電話なら切られるか、空室の確認、料金の問い合わせをして来店しないケースが多い。それが女性だと何色の下着を着用してるか?や自慰の回数、果ては電話口で自慰をされると聞く。俺も最初は言い過ぎだと思ってた
— S (@vrqj_g) 2020年1月6日
でも、一度スピーカーにして事実を知ってそういう電話はガチャ切りしても良いという事にした。俺が店舗の電話に出られる時は確実に俺が出ることにした。仕事だから被害を我慢するのもおかしいしなら被害にあったことない人間がその仕事を代わって、別の仕事をお願いしてもいいんではないかと俺は思う。
— S (@vrqj_g) 2020年1月6日
通じて誰にも届かんだろうが、俺も同じ男性として大袈裟だなと思ったことは反省しているし、女性に対して理解のある社会になればと俺は思う。
何言いたかったかわかんなくなってこんなことなったけど、今日はオフシフトなので嫁と出かけます。
— S (@vrqj_g) 2020年1月6日
たくさんの方にツイートを見ていただいて大変光栄に思います。しがない雇われの身ですので、僕の言葉で社会や世界は変わりません。ですがこれを読んでくださった貴方様の目の前に困っている人がいたのならどんな小さなことでも構わないので手を取り助けられる心持ちで生きて頂ければと存じます。
— S (@vrqj_g) 2020年1月7日
女性が被害に遭いやすいのは、決して女性側だけの責任ではない。
真の男女平等を実現するためにも、この認識を社会全体でより広く共有していく必要があります。
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みんなの反応
●こういう男性がいてくださって救われる思いです。ほんの少し、自分の異性の家族や近しい友達の事からでいいから、どんな景色が見えてるか、考えてみて欲しい。それは男性→女性だけでなく、女性→男性も同じ。互いにほんの少し、相手の景色も想像していけたら、きっと大切なものも守れるはず
●ビジネスホテルの夜勤フロントをしていた時、一緒にシフトに入ってた中年のスタッフがフロントコールに対応して客室に行ってくれてたんだけど、こういうことだったのか。守られてたなぁ
●ホテル勤務した事あるが、これはマジなんだよな。男性しか泊まってない部屋には男性勤務者しか行かない。以前女性勤務者が行ったとき、部屋に引きずり込まれそうになったからって言ってたわ。いたずら電話も取ったら卑猥な事言う奴が多かったから、そういう電話は基本ガチャ切りだったな
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。