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【子猫】 『2つの顔』を持って生まれた奇跡の子猫。安楽死を勧められるも、諦めずにお世話をしていった結果…?

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南アフリカの東ケープ州で救助された、生まれて間もない子猫。

ベティ・ビーと名付けられた彼女は、「顔面重複奇形」という極めて稀な形成不全を患っており…

 
一つの体に、二つの顔を持っていました。

救いの手を

幼く口が2つあるベティ・ビーは、上手くミルクを飲むことが出来ないため…

救助した方はチューブを使ってどうにかご飯を食べさせてあげます。

 
動物病院では安楽死を勧められたものの、懸命な彼女の姿を見た人々は、諦めることなどできませんでした。

 
彼らのような猫は、ローマ神話に登場する双顔の神様の名前を取って、「ヤヌス猫」と呼ばれるそう。

同じ状態で生まれた有名な猫・フランクとルイは、15歳になるまで生き続けました。

それを考えれば、ベティ・ビーにだって十分に可能性はあります。

 
幸い、彼女たちも食欲は旺盛だったため…

日を追うごとに、強くたくましく育っていきました。

関連:保護施設にて、飼い主が見つかるのを待つ甘えん坊の子猫。1日目にして、同じく出勤1日目のボランティアの心を射止める!

成長の兆し

生後6日にして、ベティ・ビーは目を開き、またベッドの上を動き回るように。

生後10日には、体重も200グラムの大台に乗ります。

ぐんぐんと成長していくベティ・ビーに、保護者の女性も驚きを隠せなかったとのこと。

 
形成不全を持って生まれた子猫でも、見捨てずに育ててくれる人間と出会えたことは、ベティ・ビーにとって幸運であったことでしょう。

か弱い命を見捨てずに救おうとする人々には、尊敬の念を抱かずにはいられませんね。

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