米ニューヨークでフェンスに挟まっているところを救出され、保護団体「PS9 Pets」に引き取られた1匹の子猫。
逃げようとして激しくもがいたため、肉球は全て擦りむけており、ひどく神経を損傷した後ろ足は、切断する必要がありました。
預かりボランティアのアマンダさんは、そんな彼女の姿を一目見た時から、心を奪われたと言います。
この子は間違いなく、小さなファイターです。
予想に反して…
生後5週の彼女の体重は450gしかありません。
こんな小さな身体で大きな手術に耐えられるのかどうか、スタッフたちに不安が募りましたが…
やがて子猫は、その圧倒的な生命力でみんなを驚かせました。
手術の翌日、ドクターに呼ばれたんです。
回復がとても早く、遊んだり甘えたりしたいようなので、もう家に連れて帰ってもいいと言われました。
家に連れて帰ると、その日から走ったり、ジャンプしたり…
4本足の猫と同じか、それ以上に何でもできることを見せてくれたのだとか。
ツイッギーは、何でもできるんです!
彼女にとっては、3本足が普通で…
他の猫と違うことすら、全然気が付いてないのかもしれません。
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“かわいそうな猫”ではなく
11ヶ月後、そこには美しく成長した彼女の姿が。
みんなは「足を失ってかわいそう」と思うでしょうが…
障害によって、彼女がどんな猫か決まるわけではないんです。
どんな境遇に置かれようと、前向きに日々を楽しむツイッギー。
そのたくましい生き様は、これからもたくさんの人を勇気付けていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)