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生まれつき唇が裂け、ご飯を上手く食べられなかった子猫。ベテラン里親のもとで困難を克服し、幸せいっぱいの我が家を見つけた

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里親として豊富な経験を持つブレアさんは、ある日、特別な支援を必要としている子猫の話を耳にします。

生まれつき口唇口蓋裂という症状を抱えた彼女は、母猫からミルクを貰おうとしても上手く飲むことができません。

彼女を保護した家族は、哺乳瓶などを使って、どうにか食事をさせてあげようとしていました。

けれども、どうしても鼻から漏れてきてしまうのです。

健康までの道のり

ブレアさんは、アメリカのドラマに登場する勇敢な女性主人公にちなんで、子猫を「ジーナ」と名付けました。

引き取った翌日に、動物病院へと連れて行きました。

そこで分かったのですが、彼女は脱水症状や誤嚥性肺炎を引き起こしていたんです。

 
抗生物質の投与や注射によって、健康上の問題に取り組みつつ…

同年代の子猫と比べて体重も軽いため、ブレアさんが四六時中付き添い、ご飯を食べさせてあげます。

 
そんな努力が実り、2日半ほど経過して、初期の重さの1/3もの体重が増えました。

両目もぱっちり開き、「生きる」という強い意志が見え始めます。

生後24日ほど経過して、体重は286グラムにまで増えました。

もともとの体重の2倍もあります。

それに、歯もしっかりと生え始めてきたんですよ。

彼女は、活発で力強い女の子です。

けっして名前負けしていませんね!

関連:レストランの通気口から出たがらない子猫。1時間にも及ぶ攻防の末、なんとか保護に成功し自宅に連れて帰ったものの…?

家族ができた

すくすくと健康的に成長していったジーナは、やがて優しい飼い主と出会い、生涯のお家へと移ることができました。

新しいお家では、クレオパトラからもじった「クレオ」という名前で呼ばれているのだとか。

 
苦難を乗り越えて、健康と幸せを手に入れた子猫。

優しい飼い主のもと、思う存分に甘やかされて暮らしてほしいものです。

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