ノースカロライナ州・バーリントン出身の救急救命士が、道路脇にたたずんでいる1匹の子猫を見つけます。
手のひらに収まるほどの小さな身体で、必死に鳴いて母猫を探していましたが…
辺りに他の猫の姿はなく、どうやら捨てられてしまったようです。
様子を見ていた男性は、子猫が往来の激しい道路に飛び出してしまう前に、保護することに成功。
そのまま、動物レスキュー団体「Sparkle Cat Rescue」に送り届けました。
名前の由来
団体を通じて、新生児ケアの専門家として里親ボランティアを行っているサラ・ケリーさんが、彼を預かることに。
そして、素敵な名前を付けてもらいました。
クマの子のように見えるので、ベアという名前にしたんです。
さらに、サバイバル冒険家のベア・グリルスさんにあやかり、ラストネームにグリルスを付け加えました。
数時間ごとにベアの様子をうかがうサラさん。
寂しくないように、ぬいぐるみのお友だちをそばに置いてあげました。
体温を保つために保育器に入れられた彼は…
その名前に恥じない強い生きる意志を持っており、旺盛な食欲を見せてくれたそう。
ミルクを手に持っているとすぐに気がつき、深夜にもかかわらず大騒ぎするのだとか。
お腹がいっぱいになった後は、いかにも満足した様子でゴロゴロとのどを鳴らします。
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たくましく育って
保護されてから数日…
子猫の体重は順調に増え、すくすくと安定した成長を続けています。
もしもあの時救助されずにいたら、いま頃は生きていなかったかもしれません。
これからも優しい人々に囲まれて、たくましく育っていってくれることを願います。
(参照:LoveMeow)