カナダのモントリオールで、ひとりぼっちの子猫が発見されました。
生後7週間ほどで、前足の指が1本多い他、上気道感染症にもかかっているようです。
あいにく子猫を保護したボランティアグループには、彼のお世話をするほどの余裕がありません。
そこでスタッフたちは、地元の動物保護団体「Chatons Orphelins Montreal」に助けを求め、身元の引取を依頼しました。
障害を抱えていても
施設へと届けられ、マーフィーと名づけられた子猫。
小さくガリガリにやせ細った彼は、害虫駆除のために被毛をカットされ、適切な医療処置を受けました。
さらに、動物病院を数回受診した結果…
聴覚にも障害があることが明らかになります。
とはいえ、普段の振る舞いは他の子猫となんら変わりません。
里親ボランティアのアマンディーヌさんいわく…
マーフィーは人間も、猫も大好き。
なにより、遊ぶのが大好きみたいですね。
遊んでいないときには、鳴き声をあげて里親ファミリーに甘えます。
手厚い看護のおかげで、彼の体調は順調に回復していきました。
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ミトンのような手
やがて、目やにで塞がれていた目もすっかりきれいになり…
マーフィーは、見違えるほど美しい姿に大変身!
まるで大きいミトンをつけているような多指症の前足も、今となっては最高のチャームポイントです(*´∀`*)
優しい人たちの尽力で、平穏で幸せな日々を送れるようになった子猫は…
これからもその愛らしい性格とルックスで、周囲のハートを鷲掴みにしていくことでしょう!
(参照:LoveMeow)