米ロサンゼルスの保護施設へと連れてこられた生後9ヵ月の子猫。
ルーシーと名付けられた彼女の健康状態は、とても酷いものでした。
脚は手術が必要なほどに負傷しており、風邪の症状も悪化していて…
さらには耳の感染症の影響で、頭が傾いたままになってしまっていたのです。
健康までの道のり
ルーシーを引き取った保護団体のジェニファーさんによると…
獣医には、「感染症はとても重い」と言われました。
内耳まで傷つけてしまっていて、頭が傾いてしまうのもこれが原因だったようです。
しかし、そのころから甘え好きでやんちゃな性格を覗かせていたというルーシーは…
治療中も、誰かに構ってもらおうと一生懸命だったそうです。
オフィスに迎えられた後も、やりたい放題が止まりません。
ジェニファーさんのデスクチェアは、そんな彼女にいつも占領されているのだとか。
デスクの下は、子猫の一番のお気に入りの場所でしたね。
遊び場にもなるし、そのまま眠ってしまうことも出来るので。
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ひとつの個性
数ヶ月にわたる治療を経て、なんとか健康を取り戻したルーシー。
頭が傾いてしまう症状が残ってしまったものの、本人はまったく気にしていないようです。
普段の生活においても、特に不都合はないみたいです。
首を傾げているみたいで、可愛いですよね。
人懐っこくて明るい性格のルーシーにとっては、ハンディキャップも魅力的な個性のひとつに過ぎません。
その愛らしさでたくさんの人々を魅了しながら…彼女はこれからも、幸せな日々を送っていくことでしょう。
(参照:Love Meow)