ある日メアリーさんは、アメリカ・アラバマ州の施設に保護された生後1週間の子猫を預かります。
泥だらけの子猫はまだ目が開いたばかりでしたが…
片方の目は感染症のせいで閉じたままでした。
生後1週にしてはとても小さく、新生児ほどの大きさだったため…
願いを込めて、「ホープ(希望)」という名前をつけたんです。
長い道のり
生後3週目を迎えても、ホープの体重は生後1週間の猫と同じくらいしかありません。
そして5週目になると、若干の増量は見られたものの…
今度は寄生虫症にかかり、ひどく体調を崩してしまいます。
何度も命の危機に晒される子猫を、メアリーさんは支え続けました。
小さくても、とってもたくましいんです。
発病から5日目には、食欲がないにも関わらず、なんとか自分でご飯を食べ始めました。
そんなある日のこと。
救急救命室に運ばれた際に、腸に線虫がいることが判明します。
治療を始めると、すぐに気分も良くなったようで…
駆虫すると、いっきに成長期を迎えたんです。
明るい兆しが見えた瞬間。
その後ホープは、順調に体重を増やしていったそうです。
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ずっと一緒に…
メアリーさんは、勇敢なホープを新しい家族として迎えることに決めました。
いくつもの障害を乗り越える彼女の姿を見て、私の人生に必要だと感じました。
この子猫は私に、希望を与えてくれたんです。
いくつもの障害を二人三脚で乗り切った2人は…
これからも、ともにたくさんの幸せな思い出を重ねていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)