アメリカ・カリフォルニア州の動物保護団体に運び込まれた、母猫と2匹の子猫。
なかでもツイスターと名付けられた子猫は、生まれつき足の調子が良くありませんでした。
スタッフのソアさんによれば…
私たちは、彼が自力で立ち上がることすらも難しい状態だということに気づいたんです。
立ち上がろうとしてはよろけてしまうツイスターでしたが…
それでも、どうにか自分の足で歩こうと、懸命にもがき続けていたといいます。
絶対に諦めない
そんな様子を見たソアさんたちは、何かこの子猫の力になる術はないかと、専門家に片っ端から電話をかけ続けました。
しかし…
やがて彼女たちに、残酷な現実が突きつけられます。
それどころか医師は…
「ツイスターの障害はとても重いものなので、安楽死させてあげることも考慮に入れるべきだ」と言ったのです。
無論、ソアさんの決意はゆるぎません。
健康な子猫と同じ状態だったんですから。
確かに、この子猫は多くの苦労を経験することになるでしょう。
だからといって、今ここで彼の命を諦めていい、ということにはなりません。
皆が一丸となり、ツイスターへ真摯に寄り添い続けました。
関連:ともに後ろ足がない兄弟猫は…障害をものともせず、今日も仲良くハシャギまわる!
子猫のための車椅子
その後、彼女たちは「ツイスター専用の車椅子」を作ってあげることに決めます。
パイプを切断して、首輪にも工夫を加えて、自作の車椅子の完成です!
もちろん、可愛い装飾も忘れませんでした。
ハンドメイドの車椅子は、ツイスターの体にぴったり。
しかも、ただ歩くのを補助するだけではなく、後ろ足の筋肉の発達を促すように設計されているのだそうです。
効果はめざましく、まもなく彼女は、自力でトイレに行くことだって出来るようになりました!
さらには、この話を聞いた有志が、3Dプリンタでカーボンファイバーを使った補助輪を製作してくれたとのこと。
困難を抱えつつも、優しい人々との出会いに恵まれたツイスター。
そして
・
・
・
彼女を愛してくれる『生涯の家』も見つかったのだとか!
小さな命を救うために尽力したソアさんたちへ、脱帽するとともに…
ツイスターがこれからも健やかな日々を送れるよう、心から願ってやみません(*´∀`*)