どうぶつ

猛暑の屋外から救出された子猫。あまりの甘えん坊ぶりに、発見者は心を奪われ…

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夏のとても暑い日のこと。

ザラさんは米デトロイトの廃品置き場で、猫の鳴き声を耳にしました。

 
辺りを探して歩き回ると…

一台の古い車の下に、「大家族」を発見。

 
子猫たちは、生まれてまだ数日といったほどで、その身体もとても小さかったといいます。

赤ちゃんたちは、私を見ても怯えたり怖がったりしませんでした。

おそらく、生まれて初めての人間との出会いだったからでしょう。

母親も、もしかしたら以前誰かに飼われていたのか、と思わせるくらいに人馴れしていましたね。

快適な家へ

その日は、本当に気温が高く、車の下に隠れていても地面の熱でぐったりとしてしまいそうなほど。

ザラさんは、猫の親子をまとめて引き取り、自宅で保護しようと決断します。

母猫は、私が彼女たちを助けようとしているのを、理解しているみたいでした。

彼らを自宅の空き部屋に連れて行って、清潔なベッドを用意して…

とにかく、子猫たちが養子に出せるくらいに成長するまでは、快適な環境を整えてあげようと思ったんです。

 
子猫の中でも、ひときわ甘えん坊な性格のティギー。

彼は、この頃からよく母猫にすり寄っていたといいます。

 
新しく出来た人間のお母さんにもべったり。

膝の上に飛び乗ったり、腕の中で丸くなったり…

とにかくチャンスがあれば、すぐに近づいてくっつこうとするのだとか。

 
そんなティギーに、ザラさんも少しずつ心惹かれていきます。

ティギーはとてもエネルギッシュで、可愛がってあげると本当に幸せそうで…

まるで、本当の母親のようにこちらのことを信頼してくれているんです。

そのうち、「彼ともいつかお別れしないといけない」という事実が、とてもつらく思えるようになってしまいました。

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これからも一緒に

やがて時が経ち、十分に成長した他の子猫や母猫が引き取られていく中で…

ティギーは、ザラさんと一緒に暮らしていくことになりました。

 
大人になってからも、その甘えん坊な性格は変わっていません。

ティギーは、私の人生を変えてくれました。

彼は、私が愛していることを理解して、キスでその気持ちを返してくれるの。

それが、他の何ものにも代えがたいくらいに嬉しいんです。

 
強い絆で結ばれた2人。

これからも末永く、幸せな日々を送れるよう願っています(*´∀`*)

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