アメリカ・テネシー州に住むベイリー(@SellersBailey)さんは、毎年誕生日のたびに、素敵な花束を受け取っていました。
贈り主は、5年前にがんで亡くなったお父さん。
彼は、自身がこの世を去った後も愛娘に毎年プレゼントを届けることが出来るよう、生前に手配を済ましていたといいます。
そして迎えた、2017年。
亡くなった日以来、歳を重ねるのが嫌になっていたんです。
そのぐらい…父はいつも、誕生日を思い出深いものにしてくれていました。
21歳を迎えるのは、特に怖かった。
きっと最後になると分かっていましたから。
アメリカで、多くの若者が「一人前」として認められる年齢。
その日、ベイリーさんのもとに届けられた花束には、1通の手紙が添えられていました
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ベイリーへ
天国で再会するまで、これが最後のラブレターになる。
元気にやってるから、もうこれ以上、パパのために涙を流さないで欲しい。
君は、パパが今まで授かった最も大切な宝物だ。
どんなときもママのことを尊敬し、自分の心に正直に生きていくんだよ。
いつだって見守っている。どうか幸せな人生を満喫しておくれ。
愛してるよ、誕生日おめでとう!
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巣立ちのとき
別れを前に、お父さんがどのような想いで筆をとったのか。
想像すると、胸が張り裂けそうになります。
私は泣き崩れました。
本当に悲しく…
そして、本当に素晴らしい手紙でした。
時、そして死をも超えて輝きを放つ親子の愛。
その強さに、心を打たれるエピソードでした。
(参照:boredpanda / NEW YORK POST)