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過酷な環境で育ったため、体がとても小さい子猫。それでも必死に看病した結果…

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カナダのモントリオールにて、路上をさまよっている子猫の集団が発見されました。

 
中でも、バンビと名付けられた1匹は脱水症状と栄養失調にかかってしまっており…

その体は、ポケットに入ってしまいそうなくらいに小さかったといいます。

一進一退

その後、保護施設へと連れてこられた子猫たち。

 
他の子猫たちが健康を取り戻していく中で、バンビだけはなかなか状態がよくなりませんでした。

保護施設でのケアにはどうしても限界があったため、施設のスタッフは地元のボランティアの保護団体に連絡を取ります。

 
やがて動物病院へと連れていかれた彼女は、お世話されている間、嬉しそうに鳴き続けていたそう。

 
しかし、胃腸が弱ってしまっていたせいか、うまくご飯を食べられず…

快復の兆しを見せたかと思えば、また体調を崩してしまい、なかなか容態が安定しません。

 
それでもバンビは根気強く、健康な体を取り戻すための努力を怠りませんでした。

ボランティア団体のスタッフであるセリーヌさんは、当時の経過を振り返ります。

だんだんと量を食べられるようになってからは、体重も着実に増えていきましたね。

抗生物質や栄養面のケアが効いてくれたみたいで、少しずつ健康へと近づいていったんです。

 
そして、生後6週間を迎える頃…

彼女は、すっかり健康を取り戻しました!

 
まるで生まれ変わったかのように、明るく遊び好きな性格を開花させて、あちこちを走り回ります。

彼女は色んな所を冒険するのが好きで、好奇心旺盛な子猫です。

それに甘えん坊で、お世話をしてくれる人間にはべったりなんですよ。

しょっちゅう肩によじ登ったり、首にしがみついたりしていますね。

関連:保護施設に預けられた11匹の子猫たち。犬のお母さんと出会い、愛情に触れる

大変身

まだまだ身体は小さいものの、毛並みは美しくふわふわに。

体重もかつての倍ほどになって、ゆっくりと大人の猫としての階段を上っている最中だそうです。

 
親切な人たちの必死の看護によって、健康を取り戻したバンビは…

そのサイズを補ってあまりあるほど、魅力たっぷりの大人猫に成長してくれることでしょう。

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