アニマルレスキューのケルシーさんは、ある日、「子猫を助けてあげてほしい」との連絡を受けました。
聞けば、建物の壁の隙間に入り込んでそのまま身動きが取れなくなってしまい…
長い間、助けを求めて鳴き続けているとのこと。
現場に到着したケルシーさんは、すぐさま建物の屋根裏へと上り、梱包用の紐を壁の隙間から垂らして、子猫の体を吊り上げてあげました。
感謝の気持ちを伝えようとするかのように、ペロペロと私を舐めたり、嬉しそうにゴロゴロと喉を鳴らしていましたね。
その後、ご飯も食べさせてもらって、お腹もいっぱいになった子猫は…
ずっと独りぼっちで寂しかったのか、ケルシーさんのジャケットにすっぽりと納まって、甘え始めたんだとか。
はじめての友達
エヴァンと名付けられた子猫は、そのままケルシーさんの家へと引き取られていきます。
これから一緒に暮らしていくことになる先住猫たちを紹介されたエヴァンは…
彼らを見るなり、一緒に遊ぼうと追いかけ回したり、抱きついたりと大はしゃぎ!
その姿はまるで、「もう独りぼっちじゃない」という事実を確かめようとしているようでした。
そんな子猫たちの中でも、茶トラの子猫のボンドは、気遣いの出来る優しい性格の持ち主です。
エヴァンが何を求めているかをすぐに察して、彼にそっと寄り添ってくれます。
あっという間に友情を育んだエヴァンとボンド。
それからというもの、2匹でお昼寝をするときは、お互いの体をぎゅっと抱きしめるのがお決まりになりました。
ひっきりなしに顔を舐めまわし、耳元でゴロゴロと鳴いて、エヴァンはとにかく親友に甘え尽くします。
ボンドも基本的にされるがままのようですが、抱きつかれたままうとうとと眠り始めてしまうくらいには、心を許しているみたいです(*´艸`*)
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みんな仲良し
やがて他の子猫たちとも順調に仲良くなっていったエヴァン。
彼らはお互いにすっかり気を許したようで…
お昼寝の際は、他の猫たちの枕代わりにされてしまうこともあるんだとか(笑)
のしかかられて寝苦しそうにも見えますが、エヴァン自身は全く気にしていない様子。
あるいは、少しくらい狭苦しくても、壁の中で独りぼっちで助けを求めて鳴いていた時と比べれば、ずっと幸せなのかもしれません。
たくさんの仲間たちと、これからも仲良く暮らしていってほしいですね(*´∀`*)