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子猫を保護しに地下室に向かうと…そこにはゾッとするような光景が広がっていた

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ある日、アメリカ・フィラデルフィアで猫の保護活動を行うカレンさん夫妻の元に、1本の連絡が入りました。

地下室に置き去りにされた子猫がいる。

 
そして…

現場に到着した彼らは、恐ろしい光景に言葉を失います。

ゴミやウジ虫、猫の死体までありました。

何かキーキーいう音が聞こえて…

初めはネズミかと思ったんです。

 
その鳴き声の主こそ、まさに彼らが助けようとしていた子猫たちでした。

 
力なく横たわる白毛のホワイティーと、その上に覆いかぶさる灰色のグレイハルク。

カレンさんはすぐ彼らを保護しましたが…

 
家に連れ帰った後も、順調に回復しているとは言えない状況が続きました。

母の力

なんとか子猫を救うため、カレンさんはナビーという代理の母猫に助けを求めます。

彼女自身もまた、我が子を失って以来とても落ち込んでおり…心の支えを必要としていました。

子猫の元へ連れてくると、すぐに毛づくろいを始めたナビー。

彼らはお互いを必要とし合っていたんです。

母と子のふれあいはとても美しいものでした。

新しいママから母乳をもらい、たくさんの愛を受けたホワイティーとグレイハルクは、見違えるように元気を取り戻していきます。

 
献身的な母猫は、自分の食事を摂る時間も惜しむほど。

いつも子猫たちが良い状態でいるか確認したいようです。

 
2匹は大きくなるに連れ、どんどんヤンチャになりましたが…

 
遊びの時間が終わると、やっぱり大好きなママの元へ一直線にむかいます(*´艸`*)

関連:生後6ヶ月で出産した母猫。懸命な子育ての果てに、やがて巣立ちの時が来て…

本当の家族に

やがて、一家の美しい絆にすっかり心を溶かされてしまったカレンさん夫妻は…

そのまま彼らを引き取ることに決めたそう!

 
地下室で恐ろしい日々を過ごした子猫と、子どもを亡くした母猫。

不思議な縁で結ばれた彼らは、お互いを癒しあい、共に困難を乗り越えました。

 
一家がこれからも愛に溢れる毎日を過ごしていけるよう、心から願っています(*´∀`*)

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