カナダ・モントリオール市のとある家の庭に、1匹の猫が現れました。
その存在に気づいた時から、家主は毎日ご飯をあげ、専用の小さな家も用意するなど、できる限りの世話を見ていたのですが…
ある日を境に、なぜか彼女はどんどんと元気をなくしていきます。
いったいどうしたのだろう?
不思議に思い、家主が近づいて様子を見てみると
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なんと、4匹の子猫を抱えているではありませんか!
彼女が衰弱していたのは…
自らの体を張って、我が子を寒さから守っていたためでした。
4匹の子猫のうち、残念なことに2匹は命を落としてしまいましたが、もう2匹は一命を取り止めます。
そして、この話を耳にした保護団体「Chatons Orphelins Montréal」が、母猫をシドニー、子猫たちをそれぞれメリ、メロと名付け、彼らを預かると名乗り出ました。
保護団体のセリーヌさんによると、シドニーもまだ1歳に満たない非常に若い猫とのこと。
里親にはすぐに懐き、体を擦り合わせたり、キスしたりするようになったそうです。
子猫たちを離乳までちゃんと育て上げたの。
その後避妊手術をしてからは、さらに人との関わりを持つことに積極的になっていった。
構ってもらうのが大好きで、里親のそばから離れたくないみたい。
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そんなシドニーに、さらに嬉しいニュースが飛び込みます。
今回の話をFacebookで知ったジュリアさんが、彼女に一目ぼれし、貰い手になることを申し出てくれたのです(*´ω`*)
ママがハッピーエンドを迎えたら、次は子どもたちの番。
生後3ヶ月のメリとメロも里親のもとで順調に成長しながら、飼い主を探しているところだといいます。
別々の人生を歩むことになるとはいえ…我が子が幸せに暮らせるならば、シドニーにとっても本望に違いありません。
どうか素敵な引き取り先が見つかることを、心から願っています。