カナダ・モントリオールにて、生後5週間ほどの赤ちゃん猫が発見されました。
母猫は彼女を置き去りにして、どこかへといなくなってしまったとのこと。
その様子を見守っていた住民の女性から連絡を受け…
地元で動物の保護活動を行っていたセリーヌさんが、救助にあたります。
さらに、お腹の中には寄生虫が入り込んでしまっていたんです。
食いしん坊
セリーヌさんは子猫をベッティナと名付け、健康に成長するまで里子として引き取ることに決めました。
器いっぱいのご飯を出すと、彼女はその中に飛び込み、あっという間に食べ尽くしてしまったそう。
母親からの愛情も注がれず、授乳も後回しにされて、ずっと空腹だったのかもしれません。
久々にお腹がいっぱいになったベッティナは…
セリーヌさんに抱きかかええられた途端、甘えん坊になってしまいました。
彼女は好奇心旺盛で、食べることも大好きみたいで…
私たちが朝起きると、ご飯がもらえると分かって、器に向かって猛ダッシュするんです。
けれども、あまりに勢いよく食べようとしてしまうので…
ご飯のあとはいつも口元が汚れて大変です!(;∀;)
16歳になるおばあちゃん猫のマーシャに綺麗にしてもらうのも、お決まりの流れ。
その後もたくさんご飯を食べ続け、ぐんぐんと成長していったベッティナの体重は…
わずか2週間で、なんと2倍に増えたんだとか!
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独りは寂しいから
健康を取り戻したベッティナですが、甘えん坊の性格は変わらないままです。
寝るときはいっつも、枕元までやってきて、添い寝しようとするんですよ。
もう1人じゃないことを確かめるように、セリーヌさんへベッタリだった彼女は…
今では別の家へと引き取られていき、他の子猫たちと楽しく遊びながら暮らしているそうです。
今まで経験してきた寂しい想いを取り返せるぐらい、どうかこれからも、幸せに生きていってほしいですね。