アメリカ・オレゴン州にて、野良として暮らしていた母猫・スプリンクルスと、その3匹の赤ちゃん猫が救助されました。
言わずもがな、野生での暮らしは過酷で子育てには不向きなため…
里親のボランティアをしていたアシュリーさんが、彼らに救いの手を差し伸べます。
母親の献身
しかし、まもなくして…
3匹いた赤ちゃん猫のうち、メープルと名付けた1匹が、この世を去ってしまいました。
そして、愛する我が子との別れがよほど辛かったのか…
スプリンクルスは残された2匹の子猫・フリッターとココに対して、少し過剰なほどに注意を払うようになったそう。
それ以外の時間は、トイレも食事も、ずっと我慢していたんです。
アシュリーさんは、母猫としての負担を少しでも減らすため…
子猫の面倒を見ている間も栄養を補給できるように、ご飯や水を持ってきてあげるなど、せいいっぱいに育児をお手伝いしました。
そんな飼い主に対して、スプリンクルスも少しずつ信頼を寄せていきます。
その結果
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食後は母子そろって、アシュリーさんにすり寄って甘えるのが日課になりました(笑)
やがて、フリッターとココも自分で歩けるようになるまで成長!
いたずらの楽しさを覚え、家の中のありとあらゆる場所でふざけてしまうので、里親のアシュリーさんもたじたじですが…
そんなところも、可愛いくてしかたないようです( *´艸`)
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生涯の家へ
たくさん遊んだあとは、お昼寝の時間。
お互いをギュッと抱き寄せながら眠るのがお決まりです。
ただ、男の子のフリッターが元気すぎるあまり…
時々、寝ようとしている妹のココを「まだ遊びたい!」と起こしてしまうこともあるんだとか(;∀;)
その後、やんちゃな兄妹は、里親のアシュリーさんのもとから2匹そろって引き取られていきました。
きっと、これ以上ないくらいに幸せな生活を送っていると思いますよ。
彼らの巣立ちは、里親のアシュリーさんと母猫のスプリンクルス、二人三脚の育児が実を結んだ瞬間とも言えるでしょう。
2人のお母さんに、心からの「お疲れ様でした」を伝えたいですね。