ある日のこと。
アメリカ・ノースカロライナ州の保護施設から、動物保護のボランティアを行っているサラさんに連絡が入りました。
『新しくやってきた猫を1匹、預かって欲しい』

なので、施設に向かう途中、「もし2匹だったら名前をバーンズとノーブルにしたのにな」なんて、偶然にも考えていましたね。
すると、その直後。
サラさんのもとに、再び施設から連絡が入ります。
スタッフいわく、子猫と一緒に預かったキャリーカートの中をよく確認したら…
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タオルの下に、「もう一匹の子猫」が隠れていたというのです!
隠れていた子猫
子猫たちはまるで兄弟のように仲が良く、1匹だけ里親に出して、離れ離れにしてしまうのはあまりにも可哀想でした。

そんな話を聞いて、サラさんがほっとけるわけもなく…

彼らにはそれぞれ、バーンズ、ノーブルという名前をつけましたよ。

2匹は、おそらく別々の母猫から産まれたと思われます。
それでも、2-3週間ほど先に生まれたノーブルは、少しだけ小柄なバーンズを常に気にかけ…
バーンズも、ノーブルを兄のように慕っていました。

家にやってきた当初は不安げな様子で、互いにくっついて離れなかった子猫たち。
砂利を敷き詰めた箱の中から、なかなか出てこなくて、そのままそこで寝ようともしていましたから。

それでも少しずつ、「安全な場所に連れてこられたんだ」と理解し始め…
やがて、箱の外にはフワフワなカーペットがあることにも気がつきました。

こっちの方が、ずっと寝心地もよさそうですね(*´艸`*)
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血はつながってなくても
ちょっぴりシャイで臆病なバーンズと、勇敢で面倒見のいいノーブル。
血はつながっていなくても、彼らが「兄弟」であることに異を唱える人は、誰もいないでしょう。

深い絆を感じるお話に、心がほっこり癒やされました(*´∀`*)
