ある日のこと。
カナダに住むトゥイさんは、近所の野良猫たちにご飯をあげようと外に出ました。
すると、1匹の見慣れない子猫が目に留まります。
近くに母猫らしき姿はなく、なんとか野良猫たちの仲間に入ろうとしている様子でしたが…
子猫は他の猫たちに、裏庭からポーチまで追いやられていたの。
それで、その日の夜に外で鳴き声がするから見に行ったら…
仲間はずれにされた彼女がドアの前にいたわ。
不憫に思ったトゥイさんは水とご飯をあげ、家の中にもどりましたが、しばらくして再び鳴き声が。
たまらずドアを開けると…
彼女は家の中へ入ってきてソファの下に潜り込み、そのまま一晩出てくることはなかったそう。
シャイな子猫
「どうにか心を許してもらいたい」と思ったトゥイさん。
子猫に「オレオ」という名前をつけ、用意したオモチャを鳴らして誘い出そうとした所…
音に興味を持ったのか、やっと顔を出してくれました(*^▽^*)
再び隠れてしまわないようオモチャを目の前に配置。
すると、オレオは自分から遊びだし、やがて警戒を解いて甘え声さえ出すようになったといいます。
それからの彼女の変貌ぶりはめざましく、いつしかトゥイさんの後をついて回るように。
後ほど、飼い主が探している可能性を考えて動物病院で検査してもらいましたが…
オレオにはマイクロチップがついてなかったわ。
1ヶ月後には避妊手術も受けさせる予定よ。
こうして彼女は、正式にトゥイさんの家族となりました!
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幸せな日々
今ではトゥイさんの膝が、お気に入りのお昼寝場所です(´∀`=)
仕事中には、「お手伝い」もしにきてくれるのだとか。
愛らしい表情を見せる彼女に、シャイだったかつての面影はもうどこにもありません。
一人ぼっちの子猫が、ようやく掴んだ幸せ。
これからもずっと素敵な人生を送ってくれるよう願っています。
(参照:Love Meow)