アメリカ南東部・ノースカロライナ州にて、野良猫の保護活動を行っているカヤさんは、自宅の近隣の住民から「ちょっと助けてほしい」と連絡を受けました。
聞けば、「子猫が車の下に潜り込んでしまった」とのこと。
住民の方は道路に座り込んで、どうにか逃がそうと試行錯誤しますが…
子猫はすっかり怯え切ってしまい、なかなか出て来てくれません。
外の世界へ
カヤさんは、同じ保護団体に所属するステファニーさんに手助けを要請。
子猫を運ぶためのケースや、毛布、食べ物などを持ってきてもらいました。
さっそく紙容器にご飯を入れ、車のそばに置いてみます。
すると、よほどお腹が空いていたのか…
子猫はおそるおそるながらも、外へと這い出てきました!
その後、空腹を満たして安心したところで確保。
見知らぬ人間に囲まれて、初めは怯えていた子猫でしたが…
ステファニーさんが撫でてあげると、すぐに落ち着きを取り戻したといいます。
捨てられたのか、それともヒッチハイクのように車の下にしがみついてきたのか…
いずれにしても、もう彼女は安全です。
子猫はその後、治療のために動物病院へと連れていかれました。
ノミだらけの身体をキレイにしてもらった彼女は、しっぽをピンと立てて、嬉しそうに鳴いてみせたんだとか(*´ω`*)
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仲間に囲まれて
その後、同じ保護団体に所属していたコニーさんが、彼女の里親になると申し出ました。
ミルクシェイクという名前をもらった子猫は、新居にやってきてすぐ家中を探検して回ったそう。
既にコニーさん宅で飼われていた他のペットたちとも仲良くやっているようで…
犬用のちょっぴり大きい容器で、飲み水をシェアしているんだとか。
もう何かに隠れて怯える必要はありません。
優しい飼い主と、動物の仲間たちとともに、心穏やかに暮らしていくことでしょう(*´∀`*)