ある日、カナダ・アルバータ州に住む女性が、ごみ収集用のコンテナの中で「動いているバッグ」を見つけました。
不審に思い開けてみると、中から別のバッグが。
そして、その中に…
なんと、衰弱しきった猫が入っていたのです。
女性はすぐに保護団体Alberta Animal Servicesに助けを求め、駆けつけたメンバーによって、猫は救急病院へと運ばれました。
諦めない!
すぐさま開始された懸命の処置。
怪我と飢えに加え、耐え難いほどのトラウマに苦しむ彼は、一晩持つかどうかわからないような危険な状態です。
しかし、病院のスタッフは決して諦めず…
その強い想いに答えるように、彼はなんとか一命を取り留めます。
それから1週間
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そこには見違えるように回復したヒロの姿が!
少し不安定ながら、初めて自分の足で立ち上がることができたとき…
彼はまず、お世話をしてくれる人の元へすり寄って行ったそう。
ひどい経験をしたにもかかわらず、とても愛情深いんです。
看護師が来るのがわかると、すぐに喉を鳴らして甘えに行きます。
腰の手術を終えると、ヒロはますます健康を取り戻し…
走り回って遊ぶほど、元気になりました。
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一丸となって
そして2ヶ月が過ぎた頃。
彼は新しい家族の元へと旅立って行きました。
念願の日を迎え、施設のメンバーは、思わず喜びの涙を流したといいます。
メンバーが一丸となって、ヒロを地獄から救い出すことができました。
施設で50日も過ごし、あらゆる悪い予感をはねのけて、彼は生き抜くことができたのです。
過酷な試練を経験したにも関わらず、人間への愛情を忘れなかったヒロ。
彼が二度と寂しい思いをすることのないよう、切に祈っています。
(参照:LoveMeow)