バージニア州で、草の陰に隠れていた所を保護された3匹の子猫。
地元の愛護団体の懸命な捜索にも関わらず、母猫が戻ってくることはなかったため…
彼らは、里親ボランティアのデビー・ハリスさんのもとへ引き取られます。
体はノミだらけで汚れていて、骨と皮だけに痩せているというひどい状態。
中でも際立って体が小さかった子猫・オピーは、感染症のせいでまぶたが完全に閉じてしまっていました。
体がものすごく小さくてやせ細っていて、大きさはネズミぐらいしかなかった。
うちに来た時は全く元気がなくて。
もし人からケアを受けていなかったら、生き残れなかったと思う。
懸命なケアのすえに…
お風呂に入れてもらい、ご飯もたっぷり与えられ、暖かい寝床も用意してもらった子猫たちは…
次第に元気を取り戻し、鳴き声もあげるように。
さらにデビーさんは、母親代わりとなる猫と引き合わせ、3時間毎の食事に加えてビタミン剤を与えます。
すると…
2週間ほどのケアで、全員すっかり回復!(*^ω^*)
相変わらず一番小さかったオピーは、目の感染症の治療も受けた後、徐々に他の兄弟へ追いつく成長ぶりを見せたそうです。
胸がいっぱいよ。
彼は温熱パッドやふかふかのブランケットがお気に入り。
膝の上に乗ったり、抱っこされるのも大好きなの。
元気に声をあげるし、本当に彼の力になれてよかったわ。
もちろんオピーも、デビーさんに深い愛情を抱いている様子。
彼は生きる意思が強かった。
今では人生を本当に楽しんでいるし、私への感謝も毎日示してくれるわ。
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里親の役目
デビーさんは、「素敵な飼い主さんを見つけてあげること」こそ里親ボランティアの醍醐味の一つだと語っています。
そしてまた新たにケアの必要な猫たちを迎え入れるのよ。
別れるために育てる。
寂しさもあるに違いありませんが…それでも活動を続ける彼女のような人々がいるからこそ、小さな命は紡がれていきます。
これからもたくさんの猫が、「優しさ」の力によって救われることを願ってやみません。