米ジョージア州ディケーターに暮らすジェイソンさんは、とあるレンタカー置き場にて子猫の鳴き声を耳にしました。
膝を屈めて覗き込むと、すぐさま子猫が私に駆け寄ってきたんです。
近づいてきた子猫は、手の匂いをくんくんと嗅ぎ、それから顔を擦りつけて甘え始め…
さらにはジェイソンさんの後にくっついて、ニャーニャーと鳴き続けていたのだとか。
飼い主を探して
周囲に母猫の姿はない上に、雨が降っていたせいで子猫の体は冷え切っていました。
正直に言って、幼い猫の面倒を見るゆとりはないものの…このまま彼を見捨てていくことなんて、できるはずがありません。
もしかしたら、誰かに飼われていたかもしれない。
そう思ったジェイソンさんは、まず地元の保護施設へと向かいます。
しかし、迷い猫の情報はなし。
施設の方にも、「これ以上手伝ってあげられることはない」と言われてしまいました。
仕方なくジェイソンさんは、彼をいったん自宅で保護することに決めたそうです。
家へと向かう道中、すっかりジェイソンさんに心を許したらしい子猫は…
膝の上に乗っかって、そのまま眠りに落ちてしまいました。
ご飯を食べさせてあげた後は、自宅で飼っていた犬を紹介。
人懐っこい性格の子猫は、初対面の犬とも、あっという間に仲良しになりました。
飼い猫としての適性は、どうやらバッチリのようです(*´∀`*)
関連:ご飯をあげても絶対にその場で食べない猫。ついて行くと子猫がいた!
飼い主が見つかった
そして子猫を保護してから1週間ほど経ったころ、友人が「ぜひうちで引き取りたい」と申し出てくれたそう!
これで安心、と思う一方で…
やはりジェイソンさんも、別れの寂しさは拭いきれなかったといいます。
今でも時々、友人宅を訪れて、彼に会いに行きますよ。
ポパイという名前をもらい、去勢やワクチン注射も終えて、今ではVIP待遇を受けている子猫。
離れて暮らすことにはなったものの…
素敵な飼い主と引き合わせてくれた恩人に、深く感謝していることでしょう。